日ナレの入所審査・面接

筆記試験、実技(セリフ)…日ナレの入所審査

日本ナレーション演技研究所は、学校ではなく声優・ナレーターの研究所・養成所なので、通常の大学等で存在する入学試験はありません。ただし、入所面接の際に筆記試験があり、その内容は
「中学卒業までに学習する国語の問題となります(15分程度)」※日ナレホームページより
と説明されています。実際のところ、日ナレの入所審査・面接に際し、特別な入試対策・試験対策は必要ないと言ってよいでしょう。

なお、実技(セリフ)があるケースがありますが、これも形式的な感じです。というのは、日ナレのホームページで「当所は声優になるためのレッスンを基礎から行いますので、何の経験もない初心者の方でも入所できます」と説明されているからです。面接時の実技で発声や演技力などに問題があっても、それを指導するのが養成所です…ということですね。

入所の際の面接・筆記・実技ですが、まずは普通に日本語を話せるかとか、ちゃんと通ってレッスンを受ける意志があるかとか、どのレッスンコースが向いているかとか、そういったところの確認をするのが主な目的だと思います。なお、日ナレの入所審査は現在以下のように説明されています。
・入所審査料 無料
・受付対象年齢 中学3年生以上、35歳まで(令和5年に「中学2年生以上、40歳ぐらいまで」から変更)
・審査内容 筆記・実技(セリフ)・面接


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日ナレの面接に際し、服装に関しては特に決まりがあるわけではありませんが、「面接」ですから一応は普段着よりも良いものを着ていきましょう。こういった節目に、身なりを整えて臨むのは大切なことです(学生であれば制服で十分です)。

日ナレは学校ではありませんので、「合格」とか「合格率」というのは気にしないで面接を受けた方がよいでしょう。ただし、受講者が多すぎる場合は人数ではじかれてしまうケースがあるかもしれませんので、その点は注意が必要かもしれません。